AIを「使うだけの会社」と「任せる会社」2027年に向けた中小企業の次の一手とは? ~ SHIFT AI 3周年記念イベント レポート ~

こんにちは!神奈川県秦野市で活動する、チワワテクノロジーズの寺尾太作です。
総合電機メーカーでの34年の経験を活かし、難しいIT・AI用語を使わずに「現場の言葉」でAI活用をお伝えしています。
さて、先日8月22日に「SHIFT AI 3周年記念イベント」に参加してきました。このイベントで行われたパネルディスカッション「AI2027から逆算する企業と個人の次の一手」で、中小企業の経営者様にとって非常に重要なヒントとなるお話が多数ありましたので、共有させていただきます。

目次

2027年、AI格差が企業の運命を分ける?

イベントのモデレーターを務めた小澤氏や登壇者の方々によると、現在「AIエージェント(自律的に業務をこなすAI)」を取り入れている企業と、そうでない企業との間で、急速に格差が広がっているとのこと。
実際、エージェント導入支援を行う企業では業務コストが3分の1から5分の1に削減されたり、月100万円規模だった外注コストがゼロになったりする事例が多数報告されているそうです。
2027年に向けて、単にツールとしてAIを使うだけの会社と業務そのものをAIに「任せる」会社との間で、決定的な差がつくと言われています。

中小企業こそ、AI活用の「大チャンス」!

「AIなんて大企業の話でしょ?」と思われるかもしれません。しかし、大企業ではセキュリティの制約や組織の壁があり、AI導入のための抜本的な改革には1〜2年単位の時間がかかってしまいます。
しかし、登壇者の方も「ちっちゃい会社が一番AIを使える」と断言されていました。
小規模な組織であれば、一人で業務全体を完結できる可能性もあり、大規模な組織改革なしに大幅な業務効率化を目指しやすいのです。また、地方では人手不足が深刻ですが、逆に言えば都市部のような激しい競争がないため、AIを少しでも活用できれば非常に有利にビジネスを展開できる可能性があります。

高度なスキルは不要!まずは「整理」から

「AIなんて難しそう…」と思うかもしれませんが、安心してください。AIを使いこなすために高度なスキルは不要です。基礎さえ学べば、誰でも十分に活用できる時代になっています。
イベントで特に共感したのは、「パソコンのフォルダーが綺麗な人は仕事ができるのと同じで、ワークフローが整理されている企業ほどAI導入の効果が出やすい」という話でした。高度なAIによる自動化を急ぐ以前に、まずはファイルの整理や業務プロセスの見直しを行い、基本的なチャットAIの活用から始めるだけでも、十分な業務改善効果が得られます。

AIを「使う」から「任せる」へ発想を転換しよう

そして、これからはツールとしてAIを単に「使う」だけでなく、AIに業務を「任せる」という発想の転換が必要です。
本当にやりたい仕事に集中するために「定型業務はAIに任せる」、これがこれからの時代の働き方になります。

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